ケンカ、髪切り、洋書

朝一番で恋人と喧嘩。こっちはカチンときたけど、相手はもっとカチンときただろう。立場の弱い僕が謝るであろうことはいつものことだけれど、しばらくは電話もメールもしないでやる。じりじりした気分を味わい続けるが良い。
さて、行きつけ美容院に行くため高田馬場に。早稲田OBの僕にとってこの街は実になじみ深い場所だ。仲良しだった友人が2人いたのだけれど、彼らが二人とも駅前アパートに住んでいたこともあって、当時はよく朝までだらだらしたもんです。そんな彼らも今では別の場所に引っ越してしまった。学生用アパートだから不便というのもあるのだろうけれど、彼らに言わせると飲み会帰りの学生がとにかくうるさいとのこと。確かにそれは分かる。新歓期は阿鼻叫喚だし、普段の金曜の夜だって夜中なのに歩行者天国みたいだもんね。寂しいけれど仕方ない。こうなったら僕が住んでやるか。
それはさておき、美容院へ。いつもの担当さんがお休みとのことだったので代理の方にお願いをした。結論、特に問題はありませんでした。実はこの代理の人にお願いするのは二回目のことだったし、さらにいえば僕は平気で見知らぬ美容院に飛び込みをしたりする髪型に無頓着な人間なので、あまり深くは考え込まないのだ。感想、頭が軽くなって良かったです。ついでに購入したワックスのおかげでお財布も軽くなりました。
そのまま自宅に帰るのは癪なので、駅前の洋書屋「ブルーパレット」*1に寄る。僕の英語はかなり怪しいのだけれど、好きな本なら字引きを使いながら何とか読めるので、大学時代からちまちま集めていたのだ。イサベル・アジェンデとかマーガレット・アトウッドとかね。今回は何とジョン・クロウリーの『リトル、ビッグ』を発見した。しかもGWセール期間だったので、500円。朝からの喧嘩で気持ちがささくれ立っていた僕に「今日も一日お疲れ様」ということなんだろう。躊躇なく購入しました。

この本を理解できるまでにあと何冊の本と何年の時間がかかるんだろうなっていつも思う。明らかにそれとわかるキータームは散りばめられているけれど、全体を明晰に説明することなんてとてもじゃないけどできやしない。解説本が欲しいよね。
そんなこんなで僕のGWはこれにて終了。明日からまた社畜として頑張ろうと思ったのでした。