『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功
- 作者: 細谷功
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
- 購入: 54人 クリック: 878回
- この商品を含むブログ (274件) を見る
・抽象化思考力(単純に考える)、フレームワーク思考力(全体から考える)、仮説思考力(結論から考える)。
・仮説思考とは「逆算する」こと。
・「できること」からでなく「やるべきこと」から考える。
・ポイントを30秒で説明しようとする習慣をつける。「この本のメッセージは?」「現在のプロジェクトの概要は?」など。
・エレベーターテスト。偶然エレベーターで乗り合わせた社長に現在の状況を説明。落としどころ(結論)、全体像、簡潔さが求められる。実際にそれが起きるかは別にして常にそれを意識しておく。つまり偶然社長に会ったらどう説明するかを。
後半はかなり適当な読みになったので何とも。初めて出会ったフェルミ推定は新鮮だったが、それもどうということもなし。全体的に少し幼いというか無邪気というような印象を受けた。一言でいえばださい。「積み上げ君」というような言葉がそれを感じさせるのか? 少なくとも著者から鋭さは感じられなかった。