men's bigi

まずは洋服。上野の丸井にmen's bigiが入っているのだけれど、そこで先週購入したパンツの裾上げをお願いしていたのだ。試着後、丈は問題ないけれど、ウエストが若干緩めに感じたので再度直しをお願いすることに。僕は買った洋服は平気で10年近く着たりするので、本気でピッタリのサイズでないと嫌なんです。再直し依頼だけでは申し訳ないからという訳ではないけれど、気になっていた黒ブレザーを一着購入。代官山のready steady go!で買ったブレザーはちょっとくたってきていたし、黒というのは何かと勝手が良いのでスパッと決めてしまいました。
ところでたまに思うのだけれど、1983年生まれの僕の世代ってどんなファッションが主流なんだろうか。もちろんトレンドなんてシーズン単位でくるくる変わるし、「年齢相応」という意味で個人間でも変容はあるとは思う。そういうのを一切合切無視、ついでの女性ファッションも無視してしまうと、どうなんでしょうか。直感的にはcomme ca de modeあるいはタケオキクチとかなのかな。僕の苦手なブランド2トップさんですね。
僕がmen's bigiに惹かれる理由というのは決まり切っていて、それは明らかに『傷だらけの天使』が大好きだったから。

傷だらけの天使 DVD-BOX I

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萩原健一のスーツがかっこよくて、本当にただそれだけで僕にとってビギは特別なブランドなんです。当時のチーフデザイナー菊池武夫がとうの昔にビギを去っていることも知っているし、さらに昨今では「モテ」な作品が多いことも理解はしている。ただ、やっぱり今でもたまに「あの頃」を強烈に感じさせる服を作ってくれることがあるんです。昨冬の"rude boy"は久々に僕のツボだったけれど、やっぱりbrit, rude, tradへの憧れを消し難い僕はこの先もビギを選び続けるのかなと思う。
http://www.mens-bigi.com/